今回読んだのは『DIE WITH ZERO』著者はビル・パーキンスさん。
読み終えたあと、「いつかやろう」という言葉が頭から消えなくなった。
📗 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ビル・パーキンス 著
「死ぬときに資産ゼロにしろ」という衝撃タイトルとは裏腹に、お金・時間・健康を人生でどう使うかを極めて実践的に示してくれる一冊。

金・時間・健康の最適な使い方を示す実践的な一冊。
著者のビル・パーキンスさんってどんな人
著者のビル・パーキンスさんは、エネルギートレーダーとして財を成したアメリカ人だ。
お金をたくさん稼いだ経験があるからこそ、「稼いだお金をどう使うか」という問いに対して
説得力がある。
この本は、そんな著者が「人生をどう豊かにするか」を真剣に考え抜いた答えをまとめた一冊だ。
「記憶の配当」という考え方が腹落ちした
本書の核心はシンプルだ。
若い頃に投じた経験は、その後の人生で何度も思い返され、そのたびに幸福感という
「記憶の配当」をもたらす。
だから経験への投資は、早ければ早いほど価値が高い。
資産を増やすことには一生懸命になってきた。
でも「じゃあその資産、いつ何に使うの?」という問いに、うまく答えられていなかったな
と気づいた。
増やすだけで、使うことをちゃんと考えてこなかった。
「記憶の配当」という言葉が、そのことをわかりやすく突きつけてきた。
お金があっても健康と時間がなければ使えない
本書で特に刺さったのが、人生のライフサイクルに沿った話だ。
老後はお金がある。
でも、それを楽しむための健康と時間が失われている現実。
ちょうど読んでいた時期に、88歳の父が心臓の手術を受けた。
幸い無事に終わったが、術後の父の姿を見て「元気に動ける時間には限りがある」という
リアルを改めて感じた。
本書は「その時期にしかできない経験がある」と言う。
50代の今しかできないことが、絶対にある。
父の姿を見てから、その言葉の重みが増した。
本の構成:人生を4段階で考える
それぞれの時期に何を優先すべきかが、具体的に示されている。
感情論ではなく、ライフサイクルと数字で考えさせてくれる点がこの本の強みだ。
お金と健康のバランスが取れている時期
読んでいて「そうか」となったポイント2つ
子どもへの相続は「生きているうちに」渡す方が価値が高い 死後に残すより、子どもが
本当に必要な時期に生きたまま渡す方が価値が高いという話だ。
息子はまだ社会人2年目、長女も独立したばかり。
結婚や家のことで入り用な時期は必ずくる。
老後に残した何千万かより、子どもが必要なときの数百万の方がよっぽど意味がある。
「いつかやろう」は思っているより早く消える やりたいことを先送りにすることのリスクを、
本書はデータを使って示してくれる。
うちの妻は年3回ほど一人旅に出ている。
「行きたいところには行っておく」を自然にやっている人だ。
この本を読んで、今月中には計画を立てようと決めた。
この本の4つの特徴
それぞれの時期に何を優先すべきかが、具体的に示されている。
感情論ではなく、ライフサイクルと数字で考えさせてくれる点がこの本の強みだ。
ライフサイクルや資産の切り崩し方まで具体的に示してくれる。
47歳で仕事を辞めた選択を、改めて肯定してもらえた
私が早期退職したのは47歳のとき。
激務でメンタルをやられかけ、「もう無理だ」と感じたのがきっかけだった。
今はパート勤務というスタイルに落ち着いて、穏やかにやっている。
資産は夫婦合わせて6,000万円超。
65歳からの年金も夫婦で年300万円ちょっと見込める。
でも正直、「もっと仕事を続けた方がよかったのかな」と迷う瞬間がなかったわけじゃない。
「仕事だけが人生ではない。体が動くうちにやりたいことをやれ」。
自分が常々思ってきたことと同じなんだけど、本に書いてもらえると妙に肯定された
感じがした。
読み終えたあと、「いつかやろう」という言葉が頭から消えなくなった。
雑学が増えたというより、お金と人生の見え方がひとつ増えた感覚だ。
タイトルに身構えずに、ぜひ手に取ってみてほしい。
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