おっさんセミリタイア日記〜50代から年金までの記録〜

47歳で早期退職。50代おっさんが年金受給までをリアルに綴る日記です。

「定年後も働きたい」が約6割。このニュースを読んで、自分なりに考えてみた。

朝日新聞社のReライフプロジェクトが面白い調査結果を出していた。
「定年後も働き続けたい」と答えた人が57.5%。 約6割だ。
最初に見たとき、「そんなに多いのか」と思った。
でも少し考えると、違和感はなかった。

20代・30代の「働く」と、今の「働く」は違う

20代・30代のころは、とにかく生活のために働いていた。

給料日までじっと待って、生活費を払って、残ったわずかなお金でなんとかやりくりする。

働くことは“生きること”そのものだったし、仕事を辞めるなんて選択肢は、そもそも現実のテーブルに乗らなかった。

🧠 当時の心の声
「辞めたい」と思う暇もなかった。
辞めたら翌月の生活費がなくなるだけだったから。

でも40代になってから、お金に対する考え方が少しずつ変わってきた。

資産運用を始めたのも、高配当株に投資を続けているのも、「お金持ちになりたい」というより「将来の選択肢を持ちたい」という気持ちからだ。

47歳での早期退職も、その延長線上にある。

「働きたくない」とも「ずっと働きたい」とも思わない

最近は「働きたくない」とは思わない。

かといって「ずっと働き続けたい」とも思わない。

自分が求めているのはそのどちらでもなくて、「働こうと思えば働ける状態」でいることだ。

この違い、自分の中ではかなり大きい。

以前書いた「妻への資産報告レポート」の記事でも触れたが、50代後半からはフルタイムではなく週3日・1日4時間程度の軽い働き方にシフトしたいと思っている。
「生活費のために働かざるを得ない」状態から抜け出すために、資産運用を続けてきた。
その方向性は正しかったと、今は確信している。

65歳を過ぎると「社会とのつながり」が働く理由になる

調査では65歳を過ぎると、働く理由が「生活資金のため」から「社会とのつながり」や「健康維持」へと変化するという。

これにも妙に納得してしまった。

仕事を辞めると、人と会う機会は一気に減る。

会社という場所は、良くも悪くも毎日誰かと関わる場所だ。

それがなくなったとき、一人旅や読書、ブログなど一人で楽しめる趣味があっても、人との接点は確実に少なくなる。

早期退職して後悔していることのひとつに、同期や先輩との会食がなくなったこと、と以前正直に書いた。
社会とのつながりが薄くなる感覚は、退職してから実感として理解できた。
だから今のスーパーマーケットのパートを続けているのも、お金だけが理由じゃないと思っている。

完全に一人では生きていけない

一人の時間は好きだ。

でも人は完全に一人では生きていけない。

週に数日でもいい、地域の活動でもいい、誰かの役に立つことでもいい。

そういう形で社会とのつながりを持ち続けることは、健康面だけでなく精神的にも大事だと思っている。

父が88歳で手術を受けた後、「健康寿命」について書いた。
いくら長生きしても、体が動かなくなったら意味がない。
動けるうちに、社会と関わりながら、自分のペースで生きていく。
それが50代以降の自分のテーマになってきた。

「働かなきゃいけない」ではなく「働きたいから働く」

「働かなければ生活できない」のと「働きたいから働く」のでは、まったく意味が違う。

自分は後者を選べる人生でいたい。

そのために資産運用を続けて、健康にも気を配って、自分なりのペースで歩んでいく。

人生100年時代という言葉をよく聞く。
100年生きることが目標じゃない。
その時間をどう過ごすかだ。
「働こうと思えば働ける」状態で、好きな旅に行けて、好きなものを食べながら晩酌できて。
そういう時間を積み上げていくのが、自分のセミリタイア生活の目標だと思っている。
出典:朝日新聞社 Reライフプロジェクト「定年後も『働き続けたい』が約6割、働く理由は65歳以降に変化」(2026年6月公表)
 
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